多くのスピネルの原石は、ダイヤモンドの原石と同様に、正八面体をしています。
これがトゲに似ていることからラテン語でトゲを意味するスピナが転じて、スピネルと呼ばれるようになりました。
レッドスピネルの見た目がルビーに似ていると言われる理由は、ルビーやサファイアを構成する鉱物である「コランダム」鉱床の近くで採掘されるということが挙げられます。スピネルは単屈折、ルビーは複屈折なのでスピネルの方が濃い発色が見られます。レッド・スピネルがルビーと違う鉱物ということは、1783年まで明確になっていませんでした。
鉱物こそ違いますが、両者とも美しい赤色に発色するのに関わっている成分はクロムというものになります。見た目で勘違いされてしまうのも無理はない事です。
スピネルの代表的な産地としてあげられるのがミャンマーです。美しく価値の高いレッドスピネルが産出されることから人気があります。赤以外にもグリーンやブルー、バイオレットなどさまざまなカラーが産出されています。ミャンマー産は色味の強いものが採掘されることからその取引価格も高い傾向にあります。
このスピネル原石は何より大きさがあり、このサイズとしては透明感、色彩も優れています。なかなか得難い原石です。
13.6×12.6×7.2mm 12.19ct
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